ナンシーなしむらのブログ

ブログ始めたばかりです。よろしくお願いします。

紅玉七変化♪ りんごって、こんなに楽しめるんだ!

今年は果実酒づくりにはまっている私。
りんごリキュールを作りたくなり、減農薬紅玉りんご4.5kgをお取り寄せしました。

2kgは果実酒びんに仕込んだけれど、残り2.5kgをどうしよう。

そもそもの目的だった、りんごリキュール

 

りんごといえば「サンふじ」の生食オンリーでお菓子作りには疎い私、インターネットで検索していろいろ試してみることにしました。

結論。りんごってすごい!
生食やジュースはもちろんのこと、煮てよし焼いてよし、に、に、肉と一緒に煮込んでもよし(驚)。そしてなんと、パンづくりのための天然酵母も作れちゃう。
ここ十日間ほど、りんごで遊びつくしてもーものすごく楽しかった。4.5kg, あっという間になくなってしまいました。以下、今回試したことを簡単にレポートします。

果実酒

仕込んだばかりなのでまだ何も書けません。来年の今頃をお楽しみに。

りんごのコンポート

はじめて作りました。りんごの形と色をとどめた、つやつやの、めっちゃ可愛い甘いのができました! 「これ、大好き!」と夫。ヨーグルトに乗せたり、ホットケーキに乗せたり、牛乳砂糖と混ぜて凍らせてりんごアイスにしてみたり。この秋、冷蔵庫に欠かさない予定です。

www.kurashiru.com

豚肉とりんごのポットロースト

意外な組み合わせだけど、すっごく美味しかった! いつもの食卓が高級欧風レストランになります。夫も絶賛。
迷っているあなた、だまされたと思ってぜひ一度、トライしてみてください。これもこの秋、リピ決定。

 

豚肉とりんごのポットロースト
 
STAUB ピコ・ココットラウンド20㎝】で作るワインにもピッタリのおかず。 うま味たっぷりの豚肉にりんごの甘みがよく合います。

りんご酵母

ざっくり言うと、りんごを砂糖水に数日つけとくだけで天然酵母ができる、みたいなんです(消毒とか温度管理とかほんとはいろいろ大変ですが)。知らなかった。で、試してみたら……とってもさわやかな、りんごの香りの天然酵母ができました! コンポートもポットローストも驚いたけれど、天然酵母にはもう本当に驚いた。この秋、なしむら、りんごに驚かされっぱなし。

林檎で天然酵母!酵母液~元種づくりまで♪ by ゆんdustbox  

天然酵母パン

上のりんご酵母で元種をつくり、パンを焼いてみました。数日かけて元種を作り二日がかりでパンを発酵させてそっから焼くという、酵母づくりから起算するともうどんだけ時間かかってんだろう、って感じですが、出来上がったパンは、外はバレーボールみたいにぱっつんぱっつん、中はもちもちで、本当においしかった! 余った元種でホットケーキも作ってみました。こちらももちもちでよかった。
日常的にパンを焼くけれどドライイーストしか使ったことがない私。もしかすると今後、天然酵母派になるかもしれません。ゆっくりのんびり、酵母さんとつきあうことができれば。

外はぱっつんぱっつん、中はもちもち

 

そして、酵母さんとつきあうのも、これもまた、楽しいのです。現在第二弾を仕込み中。すこしずつ冬めいてきた10月の窓際のあたたかい場所、ガラス瓶の中のりんご砂糖水の水面にぷくぷく上がってくる息吹を眺めているだけで、なんかもうかわいくておかしくて、にやにやうっとりしちゃいます。もっとりんごを知りたい、もっともっとりんごを味わいたい2023年秋。楽しい。

仕込み中のりんご酵母第二弾



ひとつの「納豆のたれ」を二人ではんぶんこする問題

今週のお題「納豆」

納豆は毎朝食べます。
毎朝、夫と二人で食べます。
二人とも、納豆には、パックに付属の「納豆のたれ」とからしをかけます。

でも、あの「納豆のたれ」、量が多くないですか?
からしはともかく、「納豆のたれ」は、一食分には量が多い。
ひと袋の、半分の量でいい。

それである日、ひとつの「納豆のたれ」を二人ではんぶんこしよう、と決めました。
いいアイディア。
それぞれひと袋ずつ開封してそれぞれ半分残すのは、もったいない。

ところが、私は忘れてしまう。
夫が先に「納豆のたれ」を開封するのをちらりと見ているはずなのに、
これまでの癖で、うっかり、自分の分の「納豆のたれ」を開封してしまう。

ぴりっ と小さなフチを切り開いた瞬間、
「あー」とちいさく息をつく夫。

そのうち、毎朝、夫からのプレッシャーを感じるようになる。
朝食の支度を整え、「いただきます」を唱えるやいなや
「開けるなよ、開けるなよ、俺が開けたのをはんぶんこだぞ」
という夫からの無言の圧力をひしひしと感じるようになる。
朝っぱらから気まずい、ぎこちない二人。
いいアイディア、だったはずなのに。

「え、じゃあさ、毎回私が先に開ければいいじゃない。
私はついうっかり忘れてしまう。
オット(仮名)はちゃんと覚えている。
私が開けるのをオットが待って、それからはんぶんこすればいいんじゃない?」

夫はすぐに賛成。
うっかり者の妻にしっかり者の夫。
これで朝食をストレスなく、かつもったいなくなく、食べられる。

ところが。

ところが、夫も忘れてしまう。
上のような約束を交わしたはずなのに、
これまでの癖で、うっかり、自分の分の「納豆のたれ」を開封してしまう。

あはは。

それからはどうしているかと言いますと。
基本、私が開けた「納豆のたれ」を夫に渡してはんぶんこ、ですが、時には夫が、うっかり、自分の分を開けてしまいます。
そんな時は二人で「あー、やっぱ、開けちゃうよね」と笑います。
人は完璧ではないということを、笑って許しあうことを、朝食の納豆から学びました。
またひとつ、夫への愛が深まりましたとさ。おしまい。


…未開封で残った「納豆のたれ」、毎日一袋ずつ増えるそれはどこへ行ったのかと、それは聞かないでください。
それはそれで悩みの種として、日々静かに降り積もっているのです…